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関東大震災と東京大学 教訓を首都直下地震対策に活かす

定価: 3,850円(3,500円+税)
著者名:目黒公郎 出版社:東京大学出版会

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ISBN 978-4-13-066714-2
発行日 2024年12月20日
判型 A5
頁数 250

主な内容

序論(目黒公郎)

第Ⅰ部 関東大震災の全体像

1.関東地震のメカニズム―過去の発生履歴と将来の発生確率(佐竹健治)
   コラム1 大森vs今村論争(飯高 隆:情報学環総合防災情報研究センター教授)
2.大正関東地震の揺れを考える(三宅弘恵)
3.大正関東地震から始まったわが国の耐震設計(楠浩一)
4.地盤災害―結局解決されなかった課題(東畑郁生)
   コラム2 2023年トルコの地震の印象(東畑郁生)
5.関東大震災の市街地焼失―現代の市街地の火災危険性を考える(加藤孝明)
   コラム3 地震時の火災対策としての建物の耐震性確保の重要性(目黒公郎)
6.関東大震災から「100年後」の地震火災リスク(廣井悠)
7.関東大震災の社会的影響と心理的影響(関谷直也)
   コラム4 関東大震災を当時の新聞はどう伝えたのか(目黒公郎)

第Ⅱ部 関東大震災と東京大学の貢献

8.東京大学と関東大震災(佐藤健二)
9.東京大学第二外科の震災対応(赤川学)
10.関東大震災の医療日誌―患者と東大第二外科(鈴木晃仁)
11.東京帝国大学学生救護団の成り立ちと活動(鈴木淳)
12.帝都復興の現場における東大教員と卒業生たち―工学部土木工学科の場合(中井祐)
   コラム5 後藤新平「復興論」(廣井 悠)
13.東京大学キャンパスと関東大震災―震災後のキャンパスに見る解体と再利用(加藤耕一)
14.“ストック”された震災写真のカラー化と“フロー”の生成(渡邉英徳)
   コラム6 首都直下地震の啓発コンテンツのあり方(安本真也:総合防災情報研究センター特任助教)

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