主な内容
序 章 リベラル・モダニストとは何か〔待鳥聡史〕
第一章 「開国」をめぐるトリアーデ──和辻哲郎・小林秀雄・丸山眞男〔苅部 直〕
第二章 「柔構造社会」の若者たち──学園紛争期の永井陽之助〔趙 星銀〕
第三章 高度経済成長期における黒川紀章の思想と実践
──「やわらかい」建築から「かたい」カプセルへ〔山本昭宏〕
第四章 リベラル・モダニズムの二つの頂点──村上泰亮と山崎正和〔宇野重規〕
第五章 二つの近代家族像──香山健一とリベラル・モダニストの家族像〔德久恭子〕
第六章 早すぎた教育改革──体制内改革は可能か?〔青木栄一〕
第七章 改革の時代におけるリベラル・モダニストの肖像──佐々木毅〔待鳥聡史〕
終 章 リベラル・モダニストが残したもの〔宇野重規〕